【晩媚と影~紅きロマンス~】媚者無疆 #20まで視聴
北海道が大変なことになっていますね。
連日の自然災害、次は何が起こるのかとビクビクしてしまいます。
皆様が一刻も早くいつも通りの生活に戻れますよう。
昨夜は個人的にすごく悲しい出来事があり、楽しいドラマを見ても楽しめないだろうから思いっきり号泣できるような暗くて悲しいドラマを見ようということに。
その結果、話数が溜まるのを待っていた「媚者無疆」に白羽の矢が立ちました。
結果、大号泣。ww
深夜1時にドラマ見てグズグズエグエグ泣きじゃくる20代半ばのOLはかなりやばいですよね。
我ながらきっついなーと思いました。
香蜜沈沈燼如霜を平日に視聴しない理由の一つが泣いて目を腫らして次の日出社したくないからだったのに、媚者無疆でわんわん泣いてたら意味ないのでは…と散々泣いた後に気付きました。
まぁいいや。
媚者無疆、大まかなあらすじは以前の記事で紹介しています。
この時は10話まで視聴していました。
ちなみにこのドラマは公式のジャンルとしては奇幻なのですが、今のところ見ている感覚的には武侠に近いかな?という内容です。
確かにファンタジックな設定が盛りだくさんなのですが、戦闘シーンも多いですし全体的に血生臭い()のでゴシック・アクション・ロマンスの三本立てな印象です。
13話あたりからストーリー展開のスピードがグンと上がり、ドラマへの没入度も高まりました。
刺客になった晩媚(ワン・メイ)はただ一人心を許していた自身の影子・長安(チャンアン)の裏切りによって使命に失敗し、太傅の手によって捕えられてしまいます。
晩媚を待ち受けていたのは、彼女の雇い主を吐かせようとする太傅による地獄のような拷問。
足の裏から鉄芯のような針を何本も埋め込まれ、毎日朝が来るたびに叩きつけられる。
内臓を潰され、息をするのも苦しいほどの苦痛にも耐え抜き固く口を閉ざしている晩媚の前に現れたのは公子。
公子にとって太傅は自身の命を脅かす存在で、弱みも隙もみせてはいけない相手。
拷問を受け悲痛な叫び声をあげながら必死に耐える晩媚を前に、涼しい顔で茶を飲む公子ですが微かに震える手とまばたきが、その心の動揺を映し出します。
彼女の命を助けるために、公子は毒をあびたナイフで晩媚の顔に消えない醜い傷を付けることにします。
太傅に背を向けた公子が一気に感情をむき出しにして涙を流しながら彼女の頬に消えない傷をつけます。
ここが、めちゃくちゃ切ない。
ミステリアスな公子は晩媚を気遣いながらもその真意は見えてきませんでした。
ですがこの涙で、公子が晩媚に対して特別な感情を抱いてることが分かります。
もっとも、公子はまだそのことに気付いていないのですが…
屋敷に戻ってからも晩媚のことが気がかりな公子は護衛の月影(ユェイン)に晩媚を救出し屋敷に連れて帰るよう命じます。
そして、自身が晩媚につけた頬の傷を治すための解毒薬も託します。
しかし公子が晩媚に入れ込むことに恐れを感じた月影はそれに背き、晩媚を牢獄から救い出したものの解毒薬は渡さず、奴隷商人に売り飛ばしてしまいます。
その後、いきさつを知った公子は激しく怒り、月影と口論することになるのですが。
顔には醜くただれた傷、ひどい拷問でまともに歩けなくなってしまった足。
そのうえ喉も潰れてしゃべれなくなってしまった晩媚の姿はあまりにもみすぼらしく哀れです。
そして晩媚をそんな姿に変える元凶である長安は必死に彼女を探し続けています。
裏切ったのには事情があり本意ではなかったとはいえ、彼女と交わした約束を破ってしまったことは事実。
公子なら居場所を知っているはずだ、と公子を訪ねます。
順番が前後しましたが、公子は長安と月影に同じ言葉を言われるんですよね。
それが公子推しとしてはたまらない言葉です。
「公子、あなたはご存じないのです。時として自分の心というものは他人の心を知るよりも難しいということを…」
公子はいつ、自分の心に気付くのか。
もう気付いてるけど認めたくないだけな気もしますが。
公子の命によって月影と長安は晩媚がいる街へ向かいます。
街では疫病が流行していたのですが、その原因が実は月影によって入れられた晩媚の体内の蠱毒だったという…
ここで遂に晩媚が長安と再会するのですが、昨夜私はここで大号泣しました。
まるで別人のように変り果てた姿の晩媚。
そうさせたのは他でもない長安です。
激しく拒絶する晩媚、だけど喉が潰れているから声を出せない。
短いうめき声のような、獣のうなるような声にならない声しか出せずに全身で拒絶する晩媚が可哀そうでたまらなくて。
そしてそんな晩媚を見て晩媚以上に苦しそうな顔をする長安が可哀そうで。
心がぎゅーっと締め付けられるようで、見ていて苦しかったです。
泣きじゃくりました。
声は月影の針によって元に戻り、顔の傷も長安が新たな主人である流光(リウグァン)の助けを借りて治りました。
とりあえず本日はここまで。
今後は晩媚をめぐってだけではなく長安の出自にも絡んで、長安 VS. 公子の対立構図が際立ってきそうな予感がします。
公子推しとしてはもう少し公子自身に動いてほしいのですが、これが公子のスタンスだから仕方ない…
グッとくるポイントはやはり全て公子から晩媚の元にやってきたシーンばかりですからね。
しかしこのドラマ、いろいろ無茶な設定をふんだんに盛り込んでる印象なので、私のように半分程度の理解がちょうどいい気がします。
純粋に映像美を楽しむ程度がおすすめです。
遂にリタイアしてしまった萌妻食神、次なる作品模索中
(2019/5/27追記)
「萌妻食神」のアニメ版に関するツイートがバズった影響でアクセス数が微増していた様子。
こちらはアニメではなくドラマ版「萌妻食神」に関する記事ですのであしからず…
28話まで見ていけば面白くなるんではなかろうか??
という希望だけを頼りにチマチマ見続けていた「萌妻食神」
このたび、とうとうギブアップ宣言となりました。
面白さを理解できる時が来ることを待つよりも、すぐに面白いと思えるものを探すほうがいいという結論に至ったからです。
主役カップルにときめかない
ラブコメなのにラブ要素が少ない
ラブコメなのに心理描写がいまいち
このあたりが私の中で最後まで盛り上がってこなかった原因です。
ということで、気を取り直してまた新しいドラマ開拓していきたいと思います。
ここで私のドラマ選定基準をざっくりと。
- 主役カップルの見た目が美しい(見た目の相性が良い)
- 映像が綺麗(工夫されている)
- 美術(装飾品、衣装等)が凝ってる
- 恋愛要素がしっかりしている
この辺がマストです。
海外ドラマに求めるものは何よりもビジュアル!!!
見てて楽しいからわざわざ言葉もろくに分からないドラマを見てるんですから。
目が楽しくなければ面白さも半減です。
そして私は無類のラブストーリー好き。
切ない片思いでも、もどかしい初恋でも、ラブラブのバカップルでもなんでもいいです。
とにかく美男美女が恋に一喜一憂してくっついてる姿見るのが大好きなのです。
目の保養。
こんなくだらない理由で見ているので、世間ではとっても評判が高いのにまったく興味が無い作品がいくつかあります。
例えば宮廷での女たちのドロドロ権力争いを描いたドラマや、一族を滅ぼされ復讐に燃える主人公を描いたドラマなど。
恋愛要素ももちろん含まれてはいますが、恋愛そのものが主題にならないドラマには基本的に興味を持ちません。
逆に世間の評判は良くなくても夢中で見れてしまう作品も結構あります。
「どっちつかずのヒロインにちっとも共感できない」という感想を目にすると、「つまり主役と同じくらい2番手男子が魅力的だからヒロインが悪い女に見えちゃうんだな!?」と高まるのでむしろ食いつきます。←
あとは騒々しかったり図々しいヒロインが嫌いなので、少しイヤミに思うくらいしっかり者のヒロインがちょうど良かったりします。
おバカな可愛い子よりは賢く聡明な美人が好き。
そんな感じでとりあえず手始めに見始めたのは
「哦!我的皇帝陛下」です。
萌妻食神と同様にタイムスリップもののウェブドラマ。
地上波での古装枠が限られ、タイムトラベルものが禁止されたせいか、ウェブドラマはタイムスリップ古装が乱立しているようです。
現代で研修医として忙しい日々を過ごしているヒロインがたまたま治療したのは超人気スター。
お礼に招待された彼のコンサートに向かう途中で事故にあってしまったヒロインが目覚めると、そこは十二星座を司る王たちによって治められている黄道国という不思議な世界だった。
そして12人の王たちを束ねる君主として君臨しているのはヒロインが向かおうとしていたコンサート会場で歌っているはずの超人気スターに瓜二つの男だった…。
みたいな話です。
1話がたった20分程しかないので、ドラマというよりショートムービーって感じです。
こちらもやはり2シーズンに分かれていて、トータルで42話。
今6話まで見たのですが、普通に面白いけどめちゃくちゃ面白い!って感じではないです。
萌妻の後でテンション低いこともあり、やめようと思えば今すぐリタイアしてもいいなというゆるーい視聴スタイルです。
どっちかというと男性主人公より2番手男子の方が顔立ちやしゃべり方に魅力があります。
このドラマ、配音ではなく俳優自身の声ではないかな??
アテレコにしては音の入り方が浮いてなくて自然です。
そしてその他にも視聴を検討している作品が数本。
- 萌妃駕到
- 一千零一夜
- 天意
- 扶搖
- 想看你微笑
この中から選ぶか、はたまた全然違うやつひっぱり出してきて見るか、まだ分からないです。
見たらきっと記事書きます。
それにしても、香蜜沈沈燼如霜以外ではなかなかスピードが上がらないし見ても書きたいことがあんまりありません…
結末に憤死しそうになったとはいえ、あれだけ一気に見れた芸汐傳はやっぱりすごく面白かったんだなと。
結末以外は本当にお勧めです。結末以外は。
天稽之白蛇伝説 #11まで視聴
このブログ、香蜜沈沈燼如霜を検索して辿りつく方が多いようです。
そりゃ香蜜の記事ばっか書いてるから当然ではあるんですが。
どうやら最初に書いたこの記事が検索画面のトップに来ているようで…
これは2週間ほど前の記事ですが、この時より私の中で上達したものが2つほどあります。
それが英語力と中国語力。
英語字幕を必死に追いかけている毎日のおかげで英語の読解力が上がる日々。
しかし出てくる単語が仙人やら魔法やらなので使い道がありません。
中国語はまだ学び始めていないので文法などはだめなのですが、単語や短い言い回しは少しだけ理解できるようになりました。
しかし相変わらず雰囲気での理解です。
最近はYoutubeだけではなく英語圏の人向けの字幕提供サイトに会員登録して見ています。
もちろん全て英語字幕ですが放送から1週間以内の時差で字幕が提供されるので、Youtubeの字幕は途中で消えたり誤訳も多かったので正確な内容を把握するのに助かっています。
(リーガル面でもセキュリティ面でも安全かといわれると微妙な気がするので具体的な言及は避けておきますが)
昨日、今見ている中国ドラマ3作について記事を書きましたが、
そのうちの1作「天稽之白蛇伝説*1」を昨日から今朝にかけて見進めたので雑記を少し。
あらすじは昨日書いた通り。
白蛇のCGと声の可愛さにやられてしまった冒頭。
なんと4話で男性主人公である紫宣が死んでしまいました……
もちろんただ死ぬだけでは話は終わってしまうし、死=永久の別れとならないのが中国古装ファンタジー。
新たな名前と新たな身分で生き返ります。
紫宣と同じ顔をした許宣(シューシュアン)という薬師は紫宣のころの記憶を持たず、仙人ではなくただの人間なので法術の知識もなければ使うこともできません。
香蜜と同じく楊紫が主演で、同じように仙人や妖魔がでてくる世界観ではありますが、ストーリー自体は全然違うドラマで思っていたよりも面白いです。
香蜜は六界を股にかけたストーリー、天稽は三界ということでややスケールダウン(笑)
ただこちらも香蜜、三生三世十里桃花のように何度か生まれ変わり、そのたびに同じ人を愛する…と大まかな流れは同じなようです。
物足りないことは、今のところ私が大好きな2番手*2男子が出てきていません(泣)
2番手女子はいるのですが、楊紫演じるヒロインの白夭夭(バイ・ヨウヨウ)を影から支えて尽くして想いを募らせていく切ない系男性キャラクターが不在です…
それに当てはまるか?というキャラクターがそろそろ本格登場しそうな気配もありますが、恋愛に絡んでくるかは微妙なところ。
いじわるになりがちな2番手女子と違って、2番手男子は自分が報われないと知りつつ尽くすというセオリーがあり、私はそれが大好きなのですが。
ところでこのタイトルにもある「白蛇伝」は中国では有名な古代民話だそうです。
不勉強な私は全く知らなかったのですが、日本でも映画やアニメーションなどの派生作品があるとか。
古くから言い伝えのようにして民間に親しまれてきたお話なので、ひとえに「白蛇伝」といっても様々なようです。
元々は妖怪退治のようなお話だったのが、時の流れとともに蛇と人間という異種族の恋物語になったというのが面白いところ。
この白蛇が「白娘子*3」と呼ばれているのを知ってようやくなじみが。
中国産のスマホゲームによく出てくる美少女キャラだ!!←
そうそう、「芸汐傳」ですっかりファンになったSNH48出身のキクちゃんこと鞠婧禕(ジュー・ジンイー)がこの白娘子を演じるドラマ「新白娘子傳奇」が早ければ来年放送されるようです。
キクちゃんはとっても美しくて可愛いのですが、相手役となる許宣役の俳優さんがめちゃくちゃ整形顔でちょっと残念…
でもキクちゃん目当てに見るつもりです。楽しみ!
いつものことではありますがだいぶ話が逸れました。
天稽については、実はまだそれほど語りたいことがあるわけではありません。
普通に面白いし楽しく見てますし、いつも続きが気になる終わり方をするのでどんどん見ていけちゃいます。
冒頭、仙人と白蛇として出会った2人は関係性が親鳥と雛のようで、見ていて可愛いカップルだったのですが、
紫宣が転生して許宣となってからは性格が様変わりしてしまい、夭夭も長い年月の中でかなり大人びてしまったので関係性も違います。
まだときめきシーンが少ないというのもありますが、もう少し以前の2人のような姿が見れるといいなぁと思っています。
なまけもので人間の体になれていない小白(シャオバイ)と彼女を優しく見守り導く紫宣が癒し。
またこの関係性に戻ってほしい…どっかでまた転生しないかなw
そして本格登場を心待ちにしている彼。
どんな風に物語に絡んでくるのか。
私が期待してる役回りだといいのですが…
今夜はあまり時間を取れないのでサクッと見れるやつを適当に見繕う予定です。
今日は今年最大規模の台風で大荒れですね。
東京はそんなに影響ないみたいですが、去年まで住んでいた関西が直撃しているようで心配です。
最近見ている中国ドラマ
香蜜沈沈燼如霜、全60話だと思っていたのですが、気付いたら全63話に延長されていました。
早く続きを見たい気持ちはあるのですが、後半に差し掛かると思わず感極まってしまうシーンが多いです。
私はどうにも涙脆い性質なので香蜜~は週末にまとめて視聴することに決めました。
電車の中で泣きそうになったら恥ずかしいし、夜に家で見て泣いて次の日パンパンの目で出勤するのも嫌だからです←
今一番夢中になっているドラマですから、しっかり集中して見たいという理由でもあります。
ということで、合間を縫う作品として最近見ている中国ドラマ3本の感想を少し。
いずれも古装ラブストーリーです。
私は古装が好きなわけではないのですが、気付くと古装ばかり見ていますね。
現代劇だと衣装や髪型のセンスやこまごまとした文化の違いにオイオイと突っ込みたくなることが多いのですが、古装だと初めからファンタジーとして受け入れられるというのはあるかもしれません。
中国の古装はスケールの大きさも魅力ですね。
韓国ドラマを見ていた時、いつも変わり映えしない官服やチマチョゴリに食傷気味だったので中国ドラマの古装といいつつ創作要素がふんだんに盛り込まれた煌びやかな衣装は楽しいですね。
かといって萌妻食神のように行き過ぎるとちっとも魅力を感じませんが。
という流れからの ①萌妻食神。
これは以前の記事の冒頭でも軽く触れているのでさらっと流します。
この時からたった2話しか進んでいませんし。
やっぱり主人公2人が好きになれません。
男性主人公の顔は割と好きなのですが、それ以外は特に惹かれません。
でも人気だったしもう少ししたら盛り上がってくるのかもしれない、という一心で見続けます。
前編後編に分かれていて、28話がちょうど一つの区切りになっているそうなのでそこまでは見ます。
現代からやってきた料理人のヒロインが古代でコカコーラやフライドチキンや菓子パンやスプライトを作ったり
古代的には奇想天外なアイディアで人々をあっと驚かせるシーンがいっぱいです。
とにかく現代的な女性が古代人的に奇抜すぎるように映る、そのギャップとの戦いみたいな感じなのですが、ヒロインみたいな女性は現代でも空気が読めなくてめんどくさい女だと思います。
とにかく共感ポイントが少なすぎるのでお勧めできません。
中国に詳しい方には面白いんだと思います。
②媚者無疆は2週間近く視聴を止めていますが、面白くないからではなく、ドラマの更新スピードが遅いのでわざと止めています。
これは10話まで視聴しました。
Youtubeでついていたサブタイトルが”Bloody Romance”だったので、てっきり吸血鬼ものかな??
と思いきやそうではなくただただ血生臭い世界のお話でしたw
ストーリーをざっくり説明すると、
金のために実の父に妓楼に売られてきた少女。
そこで出会った不思議な女性に導かれるように逃げ出して辿りついたのは武則天の時代に構成された暗部組織の城だった。
ここで暮らすためには刺客にならなくてはならない。
刺客の晩媚(ワン・メイ)として新たな名前と人生を手にした少女。
自分には他に生き抜く道はないけれど、厳しい戒律と人殺しには馴染めず葛藤する少女の支えになるのは彼女の影として行動を共にする護衛の長安(チャンアン)だけ。
2人は惹かれあうが、刺客と影の恋愛は掟によって禁じられていた…
ということで刺客になった少女と彼女を影として支える男のラブストーリーです。
舞台が刺客集団ということもあり、暗いストーリーです。
ただ、めちゃくちゃ映像が綺麗。
蜷川実花さんの作品を彷彿とさせるような鮮やかさと、水墨画の淡くにじむようなぼんやりとした色彩が共存している素敵な世界観です。
過去の回想や説明シーンではアニメーションが使われているのですが、これもまたカッコいいです。
個人的には長安より2番手である公子(コンズ)にハマっています。
公子はその名の通りやんごとなき身分のお方でありながら、権力闘争から逃れるために(後に治りますが)失明させられ、護衛1人以外にはそばに置かず、病弱な体ゆえ殆ど表に出てこないという哀れな境遇のお方です。
だけどめちゃくちゃ強い法力的なやつを持ってて雪を降らせることだって出来ちゃうという、設定からしてかっこいいキャラクターです。
長安はあんまりイケメンとは言われないような(イケメンといわれるシーンがありますが…)味のあるシャープな顔立ちですが、公子は美男子です。
桃花眼というんでしょうか、目がとても魅力的です。
けだるげな表情とだらんとした髪型、ゆったりした衣装でまどろんでいる公子が半端なく美しいです。
衣装やヘアメイクの力だけではなく、色気がある俳優さんだなと思います。
そんな美しい公子、話が進むにつれてどんどんプライドの高さ傲慢さ、そして報われなさが爆発していくかと思いますのでそれを楽しみに見ていく予定です。
これを本格的に見るのは香蜜~が終わってからかもしれません。
そのくらい公子にハマりそうだからです。←
③天稽之白蛇伝説。これは香蜜~の主人公でもある楊紫が香蜜~の直前にやっていたドラマということで興味を持ち見始めました。
昨日から見始めたのでまだ3話までしか見ていません。
楊紫と、日本では割とおなじみ?任嘉倫(アレン・レン)主演です。
楊紫は白蛇の妖魔なのにあまりにも怠け者なので人の姿に変化できず、見かねたお師匠様(?)が任嘉倫演じる紫宣(ズーシュアン)のもとに遣わすという始まり。
この白蛇が、めちゃくちゃ可愛い!
もちろんフルCGなのですが、おそらく楊紫に似せてデザインされているのかな?
表情も凝ってて蛇なのに可愛いです。
これは紫宣も可愛がっちゃうの分かる~という愛くるしさ。
おまけに声もとっても可愛いです。
きっと楊紫じゃなくて配音(吹き替え)かな?と思うのですが、可愛いんです。
吹き替え嫌いな私がここまで声に可愛いと思うということは相当可愛いです。
CGの蛇と声の相性がとっても良かったので、人間に変化できた時はちょっとさみしかった(笑)
まだ3話なので話も序盤中の序盤ですが、結構面白くてぐいぐい見れそうかなと思っています。
蛇だから紫宣にぐにゃーんとくっつく、かわいい。
さて、今日はどれを見進めていこうか迷います。
さっさと萌妻を終わらせたい気もするし、ストックたまってる媚者を進めるか、見始めたばかりの天稽をもう少し進めるか…
見たらまた明日にでも雑記をアップしたいと思います。
*1:邦題:晩媚と影~紅きロマンス~
【霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~】 香蜜沈沈燼如霜 #45まで視聴
1週間我慢していた香蜜〜、
土日に集中して見るつもりだったのに自宅のネットがやたら重くてあまり進みませんでした。
本当は56話くらいまでは見たかったのですが…
クライマックスはまた来週までお預けになりそうです。
さて、36話でついに我慢できず色々な手順をすっ飛ばして結ばれた2人。
ラブストーリーってやたらラブラブが続くと不吉な予感がするのは定番ですね。
こちらもその定番のまま進んでいきました。
かつて記憶を消す丹薬を飲んで実母の記憶を失っていた潤玉。
錦覓も同じように何かの丹薬を体内に入れられているのでは?と疑って調べまくります。
そして錦覓の体にある隕丹のことを突き止め、壊れかけていた隕丹を錦覓が眠っている間に修復してしまいます。
でもこれも切なくて潤玉を恨めないんですよね…
だって錦覓は婚約者なんですもの、それも錦覓自身も一度は「好き」と言ったからの婚約。
なのに自分の弟といい感じになっちゃうだけでなく、
・・・な所まで目撃しちゃってるんですから。
錦覓は隕丹がある限り旭鳳のことを愛さなくなりますが、
同じように潤玉のことを愛する可能性もなくなります。
妻になっても自分のことを愛してくれることはないと知りながら
それでも錦覓を離したくないと思う潤玉は傲慢だけど哀れです。
隕丹が復活したことで旭鳳と錦覓の関係は膠着状態に入りました。
でも、完全に昔に戻ってしまうわけでは無かったんですね。
気軽に「好き」と言って気を持たせたり空気を読まない行動はしなくなりました。
旭鳳と潤玉への態度ではやや異なってるように見えました。
旭鳳には言葉では拒絶していても心から拒むことはできない印象です。
自分の意思ではなくみんなが悲しむから、という理由で拒んでいるだけ。
一方の潤玉には視線で、仕草で拒絶しています。
婚約者でありながら彼を愛することができないことからの後ろめたさのようなものかな。
そして天界は大きくパワーバランスが変わりました。
何と言ってもにっくき天后が廃位!!これが1番嬉しいw
でもあんまりスッキリする流れではありません。
廃位されて幽閉されても相変わらず図太いし反省の色なんてサラサラ無いし。
もっとコテンパンにやっつけて欲しいのですが…
そこはやはり旭鳳の実母である以上難しいようです。
さらに、衝撃的な水神と風神の死。
錦覓の泣き崩れる様があまりにも鬼気迫る表情でゾッとします。
楊紫@錦覓の演技力に思わず見入ってしまうシーンです。
隕丹の時もそうでしたが、この辺のストーリーは夢の精霊が大活躍でした。
夢を食べる動物といえば獏だと思いますが、香蜜〜では可愛い子鹿です。
これが欲しかったという情報を上手いこと抜き出して吐き出してくれるという万能っぷり。
水神と風神は琉璃浄火という鳳凰族に伝わる最高魔法で殺されています。
(私はアバダ・ケダブラ*1みたいなものだと思っている)
その魔法が使えるのは天后と旭鳳の2人だけ。
天后は幽閉されていて身動きが取れない。ということは…
疑いながらも彼は違う。と信じていた錦覓に夢喰い鹿がだめ押しで事実を見せます。
間違いなく旭鳳が2人を殺す場面。
実はこれは天后が幽閉された後に自分の霊力を丸ごとある人物に譲っているため、
今ではその継承者が琉璃浄火を使えるようになっているのですが…
そんなことは当事者2人以外には誰も知る由もありません。
2人の喪に服した3年後、ついに潤玉と錦覓の結婚式の日。
赤が嫌いな潤玉のために純白の婚礼衣装なのかな?
と思ったけど水神と風神の時も純白でしたから、天界は純白の婚礼衣装ということでしょう。
そんな真っ白で美しい新郎新婦、一気に血まみれに。
潤玉、謀反。
堪忍袋の緒が切れたということでしょうか。
天帝に恨みつらみ()を語る潤玉はカリスマ性抜群でした。
用意周到で計算高く意志も強い潤玉、制圧にかかってきた軍隊も掌中に収めます。
なんでしょうねこの感じは…
どんなに潤玉が悪どいことをやろうとも冷徹になろうとも
やはり彼の境遇のせいか哀れに思えて仕方ないです。
天帝に訴えた言葉は全て真理だったと思うのです。
彼は逆恨みでも妬みでもなく、謀反を起こすしか無かったのだと思えてしまいます。
前半はちっとも見せ場なくてヒョロヒョロしててパッとしない2番手だなー
なんて思ってて本当にすみませんでした。素敵です潤玉。
潤玉の魂からの叫びに感化されたのは兵士や来賓客だけではありませんでした。
隣で聞いていた錦覓もまた同じく感化されます。
「母の生涯の恩に報いる」という潤玉の言葉に、父・風神の姿を思い出した錦覓。
その父を殺した旭鳳の背中が目の前にある。
感情に突き動かされるまま、父にもらった護身用の刀でその背中を刺した錦覓。
俳優さんたちってなんでこんなに演技上手なんでしょうか…
ここ、めちゃくちゃ泣けます。
「一度でも私を愛してくれていたか?」
息も絶え絶えに、自分の血で真っ赤に染まった錦覓の手にすがりつき問いかける旭鳳と、
「一度も(無い)」
と冷たく言い捨てた錦覓。
悲しすぎる。
愛する人からの残酷な一言を聞いて息絶えてしまった旭鳳。
それにしても錦覓の泣き顔が綺麗です。
殺したことの動揺を押し殺すような冷たい表情と相反してとめどなく流れる涙。
これまで表情豊かに泣き笑い明るい姿ばかり見せていた錦覓なので、
父の死をきっかけに心が冷え切ってしまったことが辛いところでもあります。
(首筋を見るだけでも錦覓が体を強張らせて、歯を食いしばって立っているのがわかります)
残り15話を残して男性主人公が女性主人公に殺されてしまうという展開を迎えたわけですが。
まず間違い無いのは旭鳳は完全に死んだわけでは無いので46話からの展開が気になります。
なんとなくですが、起承転結の4章に分けて物語が進んでいる気がします。
起:2人の出会い〜人間界へ降りるまで
承:人間界〜錦覓が自分の思いを自覚するまで
転:2人が思いを通わせてから錦覓が旭鳳を手にかけるまで
正確には次回の旭鳳の行方がどうなるかまでが転かなと思っています。
いよいよ結が近づいてきました。
オープニングやエンディングでもネタバレしている、魔界編が始まります。
2人の関係が様変わりしているだけではなく、周辺の人々もかなり変わりそうです。
また平日にちびちび見ていくか、週末まで我慢するかは決めかねています。
平日にゆるく楽しく見れる作品があるといいのですが…